プレリで感じたイニストラードリミテッド雑感
2011年9月26日 TCG全般・基本は先手ゲー。シールドであろうとアグロ戦略は非常に有効。1ターン目2ターン目になにかしら唱えられないとそれだけで取り返せないほどダメージレースに負けるパターンも多いので、1マナ2マナ域は構築段階で意図的に多くしたほうが動きやすい。陰鬱などのシステムも相まって、この段階の構築は必ず必要となる。
・狼男の変身条件は正直滅茶苦茶ゆるく、戻すのは滅茶苦茶大変。そのため特に低マナ域の狼男の対策は必須。
・除去が少ない環境。特に確定除去があまりに少ないので、基本的に緑のクリーチャーが止まらない。
・同時に飛行が止まりにくい。白・青が絡まないと飛行対策が少ないので注意。逆に飛行で固めすぎると片目のカカシ一枚で憤死する場合もある。
・種族シナジーは非常に多いものの、だからといってそれに引っ張られすぎるのも問題。種族があわなくても最低限の仕事をしてくれるカードがほとんどなので、意識はしても引っ張られすぎないほうが結果的にはデッキが安定する。
・装備品は基本的にタダ強なので、とりあえず投入しておいて問題なし。
・特に青と対戦する時は墓地掃除が有効になる場合が多い。サイドボードにあると非常に便利。
※各色で欲しいコモン
○白
・アヴァシン教の僧侶
人間以外タッパー、緑や青のデカブツも全部一枚で対処出来るので非常に強い。霊炎で除去されないのも強い。
・信仰の誡め
人間以外はアタック・ブロック不可。白以外には異常なまでの抑止力となる。
・宿命の旅人
1マナ人間というだけでも強いのに、死んだらスピリットに。兎に角こいつとシナジーを形成するカードが多いので、他のカードを取る時にこいつとのシナジーも考えておくと便利。
・スレイベンの歩哨
変身条件が緩いファッティ、しかも人間。旅人をサクって長帷子を装備しながら変身したりすると相手が憤死する可能性も高い。
・村の鐘鳴らし
予期せぬところから飛び出す鬱陶しい人間。タフネス4も偉い。
○青
・甲冑のスカーブ
とりあずがっちり地上を固めつつ、後続のスカーブシリーズ(ドレイク含)への布石になる。
・閉所恐怖症
ほぼ確定除去。
・要塞ガニ
4マナにして緑のコモン陰鬱を止められるスペックを持つ。パワーはないけど、地上の線が細い青を使う場合はこのガッチリ感が頼もしい。
・霧の中の喪失
アドバンテージの塊。地上を固めてゲームを長引かせればこれと飛行クリーチャーで勝負を決めることも可能。
・静かな旅立ち
テンポ環境で便利な1マナバウンス。フラッシュバックも便利。
・縫い師の見習い
相手の除去を無駄にするカード。最低でも除去と1:1交換になる。
○黒
・裁断の刈り取り
相手の除去に対して、ブロッカーを生贄に、白の死んだらトークンが出るシリーズを、陰鬱のお供に…等々シナジー多数。
・死の重み
軽量でテンポに優れた除去。勝負が長引いてもファッティにつけてサイズを縮められるので腐らないのがグッド。
・チフス鼠
貴重な1マナ枠にしてスーパーブロッカー。序盤から相打ちを気にせずアタックにもいけるので便利。
・吸血鬼の侵入者
2マナパワー2飛行は正義過ぎる。
・夜の犠牲
不安定な確定除去。除去はタダ強。
○赤
・灰口の猟犬
序盤から1:2交換が狙えるパワー2生物。
・硫黄の流弾
タダ強火力。
・噛み傷への興奮
2ターン目に1マナ生物につくだけで相手が死ぬ場合も多いオーラ。アタック強要も気にならない強さ。
・村の鉄鍛冶
2マナの先制変身。条件が緩く、パワー3先制を止められるカードが少ない。
・霊炎
1点火力でも相手の変身クリーチャーを焼いたり色々出来るので便利。
○緑
・待ち伏せのバイパー
「2マナ インスタント 飛行を持たないクリーチャーを一体破壊する」と書いてあるのとほぼ同じ。
・アヴァシンの巡礼者
1マナ域の人間というだけで便利、しかもマナ加速が可能。
・ただれ皮の猪
コモン陰鬱1号。M12のミノタウロスと考えるとその強さがよく分かる。
・帰化
今回は装備品だけでなく強力なオーラも多いので便利。
・捕食
緑ならではの強力な除去。
・ソンバーワルドの蜘蛛
コモン陰鬱2号。ほとんどの飛行クリーチャーはこいつ一枚でシャットダウン可能。
○アーティファクト
・猛火の松明
色を問わずアヴァシン教の僧侶を焼けるだけで強い。
・片目のカカシ
飛行クリーチャー対策。
※アーキタイプ?
・白青
飛行が止まらないので有効な組み合わせ。ただしカカシ一枚で死ぬ場合もあるので、そういったところの対処方法は欲しい。また地上の線が細くなりやすいので、青の高タフネスで止めることも考えること。
・白緑
人間ビート。相手が隙を見せると一瞬でライフを奪い去っていくことも多々。シナジーを形成するカードや装備品の組み合わせが非常に多いため、そういったカードを優先的に確保すること。また序盤のビートから緑のファッティに繋げやすいので、うまく構築できればリードを保ちやすい。ただし除去デッキに非常に弱い。
・黒赤
除去ビート。クリーチャーは細いものの除去の強さが大抵どうにかしてくれる。ただし緑絡みの場合は除去が役立たずになることもあるので、緑と対したときの対処方法が難しい。
・赤緑
ステロイド。赤の火力で序盤の展開を遅らせやすいので、緑のファッティが生きる。ただし序盤の線が細いので、火力をある程度確保できないと序盤のうちにリードを奪われやすい。
最後に今回シールドで使った白緑人間ビート+ファッティ。
7《平地》
9《森》
1《ガヴォニーの居住区》
-土地(17)-
1《宿命の旅人》
1《アヴァシンの巡礼者》
1《物騒な群集》
1《待ち伏せのバイパー》
1《暗茂みの狼》
1《アヴァシン教の僧侶》
1《小村の隊長》
1《悪鬼の狩人》
1《声無き霊魂》
1《霊廟の護衛》
1《ウルヴェンワルドの神秘家》
1《スレイベンの歩哨》
1《修道院のグリフィン》
1《ソンバーワルドの蜘蛛》
1《赤子捕らえ》
1《黴墓の大怪物》
-クリーチャー(16)-
1《銀の象眼の短刀》
1《アヴァシンの仮面》
1《審問官のフレイル》
1《信仰の誡め》
1《悪魔の長帷子》
1《大物潰し》
1《茨潰し》
-呪文(7)-
1《旅の準備》
1《死者の呪文書》
1《迫り来る復興》
その他
-サイドボード-
優秀な装備品で人間ビートをバックアップ。特にフレイル+短剣が強く、宿命の旅人が8点ダメージで殴ってくるという異常さ。
最終戦の赤黒除去吸血鬼には相性の悪さがそのまま出たものの、それ以外には非常に強いデッキでした。
やってみる前は色々不安でしたが、やってみればなんだかんだで面白い環境だと思います。もっと研究したいなー。
・狼男の変身条件は正直滅茶苦茶ゆるく、戻すのは滅茶苦茶大変。そのため特に低マナ域の狼男の対策は必須。
・除去が少ない環境。特に確定除去があまりに少ないので、基本的に緑のクリーチャーが止まらない。
・同時に飛行が止まりにくい。白・青が絡まないと飛行対策が少ないので注意。逆に飛行で固めすぎると片目のカカシ一枚で憤死する場合もある。
・種族シナジーは非常に多いものの、だからといってそれに引っ張られすぎるのも問題。種族があわなくても最低限の仕事をしてくれるカードがほとんどなので、意識はしても引っ張られすぎないほうが結果的にはデッキが安定する。
・装備品は基本的にタダ強なので、とりあえず投入しておいて問題なし。
・特に青と対戦する時は墓地掃除が有効になる場合が多い。サイドボードにあると非常に便利。
※各色で欲しいコモン
○白
・アヴァシン教の僧侶
人間以外タッパー、緑や青のデカブツも全部一枚で対処出来るので非常に強い。霊炎で除去されないのも強い。
・信仰の誡め
人間以外はアタック・ブロック不可。白以外には異常なまでの抑止力となる。
・宿命の旅人
1マナ人間というだけでも強いのに、死んだらスピリットに。兎に角こいつとシナジーを形成するカードが多いので、他のカードを取る時にこいつとのシナジーも考えておくと便利。
・スレイベンの歩哨
変身条件が緩いファッティ、しかも人間。旅人をサクって長帷子を装備しながら変身したりすると相手が憤死する可能性も高い。
・村の鐘鳴らし
予期せぬところから飛び出す鬱陶しい人間。タフネス4も偉い。
○青
・甲冑のスカーブ
とりあずがっちり地上を固めつつ、後続のスカーブシリーズ(ドレイク含)への布石になる。
・閉所恐怖症
ほぼ確定除去。
・要塞ガニ
4マナにして緑のコモン陰鬱を止められるスペックを持つ。パワーはないけど、地上の線が細い青を使う場合はこのガッチリ感が頼もしい。
・霧の中の喪失
アドバンテージの塊。地上を固めてゲームを長引かせればこれと飛行クリーチャーで勝負を決めることも可能。
・静かな旅立ち
テンポ環境で便利な1マナバウンス。フラッシュバックも便利。
・縫い師の見習い
相手の除去を無駄にするカード。最低でも除去と1:1交換になる。
○黒
・裁断の刈り取り
相手の除去に対して、ブロッカーを生贄に、白の死んだらトークンが出るシリーズを、陰鬱のお供に…等々シナジー多数。
・死の重み
軽量でテンポに優れた除去。勝負が長引いてもファッティにつけてサイズを縮められるので腐らないのがグッド。
・チフス鼠
貴重な1マナ枠にしてスーパーブロッカー。序盤から相打ちを気にせずアタックにもいけるので便利。
・吸血鬼の侵入者
2マナパワー2飛行は正義過ぎる。
・夜の犠牲
不安定な確定除去。除去はタダ強。
○赤
・灰口の猟犬
序盤から1:2交換が狙えるパワー2生物。
・硫黄の流弾
タダ強火力。
・噛み傷への興奮
2ターン目に1マナ生物につくだけで相手が死ぬ場合も多いオーラ。アタック強要も気にならない強さ。
・村の鉄鍛冶
2マナの先制変身。条件が緩く、パワー3先制を止められるカードが少ない。
・霊炎
1点火力でも相手の変身クリーチャーを焼いたり色々出来るので便利。
○緑
・待ち伏せのバイパー
「2マナ インスタント 飛行を持たないクリーチャーを一体破壊する」と書いてあるのとほぼ同じ。
・アヴァシンの巡礼者
1マナ域の人間というだけで便利、しかもマナ加速が可能。
・ただれ皮の猪
コモン陰鬱1号。M12のミノタウロスと考えるとその強さがよく分かる。
・帰化
今回は装備品だけでなく強力なオーラも多いので便利。
・捕食
緑ならではの強力な除去。
・ソンバーワルドの蜘蛛
コモン陰鬱2号。ほとんどの飛行クリーチャーはこいつ一枚でシャットダウン可能。
○アーティファクト
・猛火の松明
色を問わずアヴァシン教の僧侶を焼けるだけで強い。
・片目のカカシ
飛行クリーチャー対策。
※アーキタイプ?
・白青
飛行が止まらないので有効な組み合わせ。ただしカカシ一枚で死ぬ場合もあるので、そういったところの対処方法は欲しい。また地上の線が細くなりやすいので、青の高タフネスで止めることも考えること。
・白緑
人間ビート。相手が隙を見せると一瞬でライフを奪い去っていくことも多々。シナジーを形成するカードや装備品の組み合わせが非常に多いため、そういったカードを優先的に確保すること。また序盤のビートから緑のファッティに繋げやすいので、うまく構築できればリードを保ちやすい。ただし除去デッキに非常に弱い。
・黒赤
除去ビート。クリーチャーは細いものの除去の強さが大抵どうにかしてくれる。ただし緑絡みの場合は除去が役立たずになることもあるので、緑と対したときの対処方法が難しい。
・赤緑
ステロイド。赤の火力で序盤の展開を遅らせやすいので、緑のファッティが生きる。ただし序盤の線が細いので、火力をある程度確保できないと序盤のうちにリードを奪われやすい。
最後に今回シールドで使った白緑人間ビート+ファッティ。
7《平地》
9《森》
1《ガヴォニーの居住区》
-土地(17)-
1《宿命の旅人》
1《アヴァシンの巡礼者》
1《物騒な群集》
1《待ち伏せのバイパー》
1《暗茂みの狼》
1《アヴァシン教の僧侶》
1《小村の隊長》
1《悪鬼の狩人》
1《声無き霊魂》
1《霊廟の護衛》
1《ウルヴェンワルドの神秘家》
1《スレイベンの歩哨》
1《修道院のグリフィン》
1《ソンバーワルドの蜘蛛》
1《赤子捕らえ》
1《黴墓の大怪物》
-クリーチャー(16)-
1《銀の象眼の短刀》
1《アヴァシンの仮面》
1《審問官のフレイル》
1《信仰の誡め》
1《悪魔の長帷子》
1《大物潰し》
1《茨潰し》
-呪文(7)-
1《旅の準備》
1《死者の呪文書》
1《迫り来る復興》
その他
-サイドボード-
優秀な装備品で人間ビートをバックアップ。特にフレイル+短剣が強く、宿命の旅人が8点ダメージで殴ってくるという異常さ。
最終戦の赤黒除去吸血鬼には相性の悪さがそのまま出たものの、それ以外には非常に強いデッキでした。
やってみる前は色々不安でしたが、やってみればなんだかんだで面白い環境だと思います。もっと研究したいなー。
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