アメリカ選手権のスタンダード
2011年8月7日 TCG全般TOP8が出揃いましたね。予想できた範囲ではあるけど、今回はやはりCaw地獄ですね。
デッキ分布はこんな感じになってます。
Caw-Blade :34%
欠片の双子:11%
ヴァラクート:9%
鍛えられた鋼:5%
ゴブリン:4%
出産の殻+双子:4%
赤単:3%
青黒コントロール:3%
黒赤ヴァンパイア:2%
青赤緑出産の殻:2%
エルフ:2%
黒赤緑:2%
青赤緑双子 :2%
白青緑出産の殻:2%
青黒緑:1%
青黒緑出産の殻:1%
緑単エルドラージ:1%
白赤緑:1%
青黒テゼレット:1%
その他:10%
実に1/3がCaw-Bladeという分布状況は圧巻と言う他ないですね。すっかり神ジェイス&石鍛冶在りし頃のメタゲームに戻った感がありますw
で、スタンダードラウンド(8回戦)における20点以上(6-0-2以上)11名のデッキ分布は以下の通り。
Caw-Blade :4
青赤緑出産の殻:1
白青緑出産の殻:1
青赤緑双子:1
ヴァラクート:1
鍛えられた鋼:1
青黒コントロール:1
黒赤ヴァンパイア:1
分母の違いというのもありますが、やはりCawがダントツですね。その他は全て一つずつというから分かりやすい。
さらにTOP8のデッキ分布は以下の通り。
Caw-Blade :6
青赤紅蓮術師の昇天:1
青黒コントロール:1
見事なまでのコントロール天国です。
ビートダウンが見事なまでに全滅しているのはCaw-Blade の隆盛、それからデッキの変化にあると思います。
--------------------------------------------------------------------------------
4《天界の列柱》
4《金属海の沿岸》
3《氷河の城砦》
4《地盤の際》
2《墨蛾の生息地》
2《乾燥台地》
1《沸騰する小湖》
3《平地》
4《島》
-土地(27)-
4《戦隊の鷹》
2《エメリアの天使》
2《聖別されたスフィンクス》
-クリーチャー(8)-
4《定業》
2《呪文貫き》
3《マナ漏出》
3《乱動への突入》
3《四肢切断》
2《機を見た援軍》
2《饗宴と飢餓の剣》
1《ジェイス・ベレレン》
2《審判の日》
3《ギデオン・ジュラ》
-呪文(25)-
3《精神的つまづき》
4《瞬間凍結》
2《漸増爆弾》
2《蒼穹の魔道士》
2《機を見た援軍》
1《ジェイス・ベレレン》
1《審判の日》
-サイドボード(15)-
今回も当然のようにTOP8に残っているCFB総帥LSVのCaw-Bladeです(スタンダードラウンド戦績7-0-1)
すっかりHero-Bladeは鳴りを潜めましたが、これも全てはメタゲームですね。今ではすっかりヴァラクートが数を減らしてしまい、逆にCaw-Bladeが増えまくる結果に。そうなると今度は同キャラを意識してコントロール寄りにする、という感じでしょうか。
リストを見れば一目瞭然ですが、速かったHero型とは違ってかなりゆっくりとしたゲームメイクを目的としているのが分かります。審判の日、スフィンクス、ジェイスとコントロール向けカードが目白押しですね。メインから投入された機を見た援軍のおかげでライフロスも抑えらるので四肢切断も増量されています。
カウンターが減ったのもより長期決戦を見越してのことでしょう。メインからのクリーチャー対策増強とフィニッシャーの減少はより長期向けのデッキメイクで、ゲームが長くなればリークとスピアはただの無駄カードに成り得ますからね。
また忘却の輪ではなく乱動への突入が採用されているのもコントロールを意識してでしょう。ソーサリータイミングの3マナは隙が大きいからです。
またサイドボードの蒼穹の魔道士も2ターン目に出て生きていれば勝手に勝ってしまうカード。この辺りの選択は流石だと思います。
ただこのようなCawの場合、今度はヴァラクートに対して弱くなると言う弱点もまた抱えてしまいます。序盤から決定的なクロックがなく序盤のカウンターが減ってしまえばヴァラクートはそれだけ動きやすくなりますからね。
--------------------------------------------------------------------------------
3《広漠なる変幻地》
2《進化する未開地》
2《新緑の地下墓地》
2《怒り狂う山峡》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
10《山》
5《森》
-土地(28)-
1《ジョラーガの樹語り》
1《ラノワールのエルフ》
4《草茂る胸壁》
2《ムル・ダヤの巫女》
4《原始のタイタン》
1《ワームとぐろエンジン》
1《テラストドン》
1《ゼンディカーの報復者》
-クリーチャー(15)-
3《自然の要求》
4《不屈の自然》
4《探検》
4《緑の太陽の頂点》
2《召喚の罠》
-呪文(17)-
1《エズーリの射手》
1《自然の要求》
4《紅蓮地獄》
2《漸増爆弾》
1《転倒の磁石》
2《内にいる獣》
1《ヴィリジアンの堕落者》
2《強情なベイロス》
1《召喚の罠》
-サイドボード(15)-
こちらは唯一ヴァラクートでスタンダードラウンド7-1を記録しているJohn Kolos氏のものです。
緑太陽と召喚の罠の併用、メインからの自然の要求、巫女やテラストドンなどのコントロールに対して強いカードの投入等々特徴的なヴァラクートですね。
Cawが同キャラを見越してゆっくりとしたゲームメイクに移行している今、再びヴァラクートが強くなるのは目に見えています。天敵であるはずの青黒がCawに対してかなり分が悪く、メインからの機を見た援軍のおかげでビートダウンや赤単が減ってきているのも追い風となっているのでしょう。今回のUSAではいい選択だったのではないでしょうか。
これだけCawが増えると再びメタが回ってその対策が蔓延してくるはず。そうなるとCawが減ってまた他のデッキも増えるはずです。神ジェイスと石鍛冶があった頃からは考えられない健全なメタゲームだと思います。本当に今のスタンダードは面白いですね。
デッキ分布はこんな感じになってます。
Caw-Blade :34%
欠片の双子:11%
ヴァラクート:9%
鍛えられた鋼:5%
ゴブリン:4%
出産の殻+双子:4%
赤単:3%
青黒コントロール:3%
黒赤ヴァンパイア:2%
青赤緑出産の殻:2%
エルフ:2%
黒赤緑:2%
青赤緑双子 :2%
白青緑出産の殻:2%
青黒緑:1%
青黒緑出産の殻:1%
緑単エルドラージ:1%
白赤緑:1%
青黒テゼレット:1%
その他:10%
実に1/3がCaw-Bladeという分布状況は圧巻と言う他ないですね。すっかり神ジェイス&石鍛冶在りし頃のメタゲームに戻った感がありますw
で、スタンダードラウンド(8回戦)における20点以上(6-0-2以上)11名のデッキ分布は以下の通り。
Caw-Blade :4
青赤緑出産の殻:1
白青緑出産の殻:1
青赤緑双子:1
ヴァラクート:1
鍛えられた鋼:1
青黒コントロール:1
黒赤ヴァンパイア:1
分母の違いというのもありますが、やはりCawがダントツですね。その他は全て一つずつというから分かりやすい。
さらにTOP8のデッキ分布は以下の通り。
Caw-Blade :6
青赤紅蓮術師の昇天:1
青黒コントロール:1
見事なまでのコントロール天国です。
ビートダウンが見事なまでに全滅しているのはCaw-Blade の隆盛、それからデッキの変化にあると思います。
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4《天界の列柱》
4《金属海の沿岸》
3《氷河の城砦》
4《地盤の際》
2《墨蛾の生息地》
2《乾燥台地》
1《沸騰する小湖》
3《平地》
4《島》
-土地(27)-
4《戦隊の鷹》
2《エメリアの天使》
2《聖別されたスフィンクス》
-クリーチャー(8)-
4《定業》
2《呪文貫き》
3《マナ漏出》
3《乱動への突入》
3《四肢切断》
2《機を見た援軍》
2《饗宴と飢餓の剣》
1《ジェイス・ベレレン》
2《審判の日》
3《ギデオン・ジュラ》
-呪文(25)-
3《精神的つまづき》
4《瞬間凍結》
2《漸増爆弾》
2《蒼穹の魔道士》
2《機を見た援軍》
1《ジェイス・ベレレン》
1《審判の日》
-サイドボード(15)-
今回も当然のようにTOP8に残っているCFB総帥LSVのCaw-Bladeです(スタンダードラウンド戦績7-0-1)
すっかりHero-Bladeは鳴りを潜めましたが、これも全てはメタゲームですね。今ではすっかりヴァラクートが数を減らしてしまい、逆にCaw-Bladeが増えまくる結果に。そうなると今度は同キャラを意識してコントロール寄りにする、という感じでしょうか。
リストを見れば一目瞭然ですが、速かったHero型とは違ってかなりゆっくりとしたゲームメイクを目的としているのが分かります。審判の日、スフィンクス、ジェイスとコントロール向けカードが目白押しですね。メインから投入された機を見た援軍のおかげでライフロスも抑えらるので四肢切断も増量されています。
カウンターが減ったのもより長期決戦を見越してのことでしょう。メインからのクリーチャー対策増強とフィニッシャーの減少はより長期向けのデッキメイクで、ゲームが長くなればリークとスピアはただの無駄カードに成り得ますからね。
また忘却の輪ではなく乱動への突入が採用されているのもコントロールを意識してでしょう。ソーサリータイミングの3マナは隙が大きいからです。
またサイドボードの蒼穹の魔道士も2ターン目に出て生きていれば勝手に勝ってしまうカード。この辺りの選択は流石だと思います。
ただこのようなCawの場合、今度はヴァラクートに対して弱くなると言う弱点もまた抱えてしまいます。序盤から決定的なクロックがなく序盤のカウンターが減ってしまえばヴァラクートはそれだけ動きやすくなりますからね。
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3《広漠なる変幻地》
2《進化する未開地》
2《新緑の地下墓地》
2《怒り狂う山峡》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
10《山》
5《森》
-土地(28)-
1《ジョラーガの樹語り》
1《ラノワールのエルフ》
4《草茂る胸壁》
2《ムル・ダヤの巫女》
4《原始のタイタン》
1《ワームとぐろエンジン》
1《テラストドン》
1《ゼンディカーの報復者》
-クリーチャー(15)-
3《自然の要求》
4《不屈の自然》
4《探検》
4《緑の太陽の頂点》
2《召喚の罠》
-呪文(17)-
1《エズーリの射手》
1《自然の要求》
4《紅蓮地獄》
2《漸増爆弾》
1《転倒の磁石》
2《内にいる獣》
1《ヴィリジアンの堕落者》
2《強情なベイロス》
1《召喚の罠》
-サイドボード(15)-
こちらは唯一ヴァラクートでスタンダードラウンド7-1を記録しているJohn Kolos氏のものです。
緑太陽と召喚の罠の併用、メインからの自然の要求、巫女やテラストドンなどのコントロールに対して強いカードの投入等々特徴的なヴァラクートですね。
Cawが同キャラを見越してゆっくりとしたゲームメイクに移行している今、再びヴァラクートが強くなるのは目に見えています。天敵であるはずの青黒がCawに対してかなり分が悪く、メインからの機を見た援軍のおかげでビートダウンや赤単が減ってきているのも追い風となっているのでしょう。今回のUSAではいい選択だったのではないでしょうか。
これだけCawが増えると再びメタが回ってその対策が蔓延してくるはず。そうなるとCawが減ってまた他のデッキも増えるはずです。神ジェイスと石鍛冶があった頃からは考えられない健全なメタゲームだと思います。本当に今のスタンダードは面白いですね。
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